2016年10月12日

為替は原油で動く 前哨戦

OPECの減産合意・アメリカ原油在庫の減少・ロシアが減産協議に参加の可能性など、原油価格に影響を与えるニュースが続きます。WTI価格が50ドル台をキープし、相場環境が急転した感があります。本格的な原油価格の上昇は来年夏あたりを見込んでいますが。今回が前哨戦といったところでしょうか。原油価格が大きく上昇した場合の為替市場を予測します。

昨日の記事も参考に

まず、買いたい通貨ですが、ずばり「ロシアルーブル」と「ノルウェークローネ」です。エネルギー資源輸出国で、経常収支が黒字として順当な選択肢だと思います。
エネルギー資源輸出国としては、カナダやメキシコも考えられますが、経済規模に対して、エネルギー資源輸出量が少ない、経常赤字、対外債務が増加中、資産バブルの懸念があるなど、ロシアやノルウェーと比較すると見劣りすることになります。タイミング的に、世界的な信用収縮と重なる可能性が高いため、カナダドルは買いにくいというのもあります。
その他では、エネルギー資源の純輸出国ではないですが、原油の生産があるブラジルも直近では経常黒字になっているようで、面白い存在になる可能性があります。


売りたい、売りで持ちたい通貨ですが、「ニュージーランドドル」・「トルコリラ」です。為替水準が割高で、経常赤字が大きくなっている国の中で、エネルギー資源の輸入額が大きめの国です、トルコは原油生産がありますが、成長エンジンが弱く、貿易環境厳しめです。ニュージーランドは、特に強調できるとこがなく、原油価格上昇の影響をもろに受けることになりそうです。
日本円や南アフリカランドがエネルギー資源価格の影響が大きい国ですが、日本円はリスクオフ環境では売りづらく、現状も大きめな経常黒字国なので除外、南アフリカは、どちらかというと輸出品であるプラチナやパラジウムの価格で、交易条件が大きく変わってしまうため、不適格と考えました。


★トレードアイデア

・USD/RUB  S
・NZD/NOK  S
・EUR/TRY   L

変な通貨ペアがないかなとサクソバンクさんを眺めていたら、「NZD/NOK」というかなりマイナーな通貨ペアを見つけました。これお勧めです。原油価格対策としてもベストですし、リスクオフにも対応できます。かなりいいんではないでしょうか。ノルウェーの金融政策が結構緩和的な方向に向かっているため、上昇は遅めになるかもしれませんが、中長期的に楽しめそうです。


posted by いわくら at 13:19 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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