2016年10月28日

アメリカドルインデックス上昇中

アメリカドルが好調です。大きな動きではないですが、堅調に推移。アメリカドルインデックスは一時99ポイントを超え、現在も98ポイント台です。

アメリカドルインデックスは年初から弱含み、4月に93.05(日足)まで下落しましたが、それ以降は堅調。現在はそこからおよそ6ポイント上昇した水準で、今年の1月の値まで戻しています。
この水準はリーマンショック後の最高値付近です。

好調の原因は、当然年末12月のFOMCでの利上げ期待です。この政策金利の変更を、市場が織り込みました。
利上げの要因になる、雇用は問題がなく、足元の景気も個人消費を中心に好調。資源国・新興国経済の回復を受け、輸出型製造業にも明るい話題がありそうです。7-9の企業業績は、予想よりも上方への変更が多く、来年にかけて、利益が拡大するとの予想が増えています。


しかし、中長期的に見ると、このあたりが高値の目処かなと思われます。経常収支や交易条件を見る限り、アメリカドルの上昇の理由は弱く、今後、資源価格が上昇することで、アメリカの交易条件が悪化、信用供給が増加しなくなる段階で、個人消費や企業業績が頭打ちになると考えられます。現水準でも、輸出企業にとっては、厳しい状態であると考えられます。
短期的に、大幅下落ということはないのでしょうが、来年年明けとともに下落が始まる可能性は考えておいていいのかなと思います。利上げ自体もこの12月が当面の最後になる可能性は十分に見ておく必要がありそうです。


posted by いわくら at 12:34 | Comment(0) | TrackBack(0) | コラム | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:


この記事へのトラックバック