2016年12月23日

イギリスポンド(GBP) 為替予想2017前半

イギリスポンド【GBP】
☆総評「やや弱め」
2016年前半の主役、波乱相場の要因になったポンドですが、2017年も下落すると予想します。EU離脱投票後に大きく下落し、その後も低迷した動きでしたが、アメリカ大統領選挙後にやや値を戻しています。

イギリス経済は、安定しています。そこそこの成長と低失業率が続いていて、マクロの数字は悪くありません。貿易の面で、経常赤字が2015年末頃にはかなり大きくなっていましたが、その後は為替が下落したにもかかわらず、やや改善程度にとどまっているのは気がかりです。経済を外国からの資本流入でまかなっている面があり、リスクオフなどの資本流出局面では、経済の悪化・為替の下落が急激に起こることが懸念されます。
産油国であるイギリスでは、資源価格の上昇の影響は、他の主要国に比べ、少ないと考えられます。しかし、原油の輸出量はほんのわずかであり、原油価格の上昇が、イギリス経済に与える影響も過大評価は厳禁です。

金融政策は、EU離脱決定後に利下げを行い、もう一段の金融緩和も予想されていましたが、景気が安定していることや、インフレ率の上昇傾向から、緩和は行われませんでした。2017年も大きな動きはないのではないでしょうか。

2016年に大きく下落したため、水準的には最悪期は脱したように見えますが、現在の値はやや高めかと思われます。足下の調整は、短期筋のポジション調整によるもので、ここからの動きには影響は出ないと推測されます。


☆トレードアイデア
・GBP/JPY 売
・EUR/GBP 買

それほど値動きは出ないと予想。クロス円でしばらく保有が健全なのでしょうか。長期的にも上昇は期待できないので、何かの拍子で「上がったときに叩く」みたいな投資法が理想なのかもしれません。



posted by いわくら at 21:17 | Comment(0) | TrackBack(0) | 為替予想 2017前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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