2016年12月24日

ロシアルーブル(RUB) 為替予想2017前半

ロシアルーブル【RUB】
☆総評「強い」
代表的産油国通貨は2017年最強と予想します。2014年後半から2016年2月までは大幅な調整を迫られた通貨ですが、そこからは急回復しています。2017年は不安点が少なく、今後の資源価格の推移を考えると、是非長期的に保有しておきたい通貨です。

ロシア経済は、まだ苦境を抜け出せていません。経済成長率はマイナス成長で、資源価格下落の影響を引きずっています。資源価格下落の段階で、一時16%を超えていた、インフレ率は6%台まで下落し、経常収支も回復傾向を見せるなど、明るい面もあり、今後の成長を期待させます。

原油価格はOPECの減産合意前後から、上昇中です。2017年度中には供給不足が心配されるなど、市場の様相は一変しています。今後アメリカのシェールオイルの生産が拡大すると予想されますが、下値は底堅いとみています。
注意しなければいけないのは、原油価格が100ドルまで回復した訳でも、80ドルでも、60ドルですら無いということです。例えば、ルーブルが2013年の実効為替レート水準まで戻るということは、期待してはいけないということです。

今回の資源価格下落の段階で、ロシアの経常収支は赤字になることはありませんでした。これはロシアの中央銀行の政策が巧かったと思っています。ルーブルの暴落を恐れず、一度下落させた後に、維持できる水準を市場に評価させるというのは、理にかなう金融政策です。当然、インフレ率が上昇し、国民の生活に影響を与えますが、それは、交易条件が下落しているため、仕方が無いことです。この間に対外債務を下落させていることも含め、評価されるべきことだと思います。


☆トレードアイデア
・USD/RUB 売

ロシアルーブルの取り扱いが少ないため、選択肢はないですが、比較的自信を持ってポジションを取れる通貨ペアでしょう。2017年前半のベースとすべき組み合わせだと考えます。

posted by いわくら at 19:26 | Comment(0) | TrackBack(0) | 為替予想 2017前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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