2016年12月25日

トルコリラ(TRY) 為替予想2017前半

トルコリラ【TRY】
☆総評「やや弱い」
注目の新興国通貨ですが、弱めと予想します。足下での下落幅が大きくなっているため、一度値を戻す可能性は高いと思いますが、その水準を維持することは困難だと思われます。中・長期的に見た場合も、下落基調と考えます。

トルコ経済は、低成長と高い失業率が続いていて、低迷しています。資源価格下落の影響を受け、経常収支の赤字幅が縮小していることは、プラス材料ですが、対外債務の増加と、海外からの直接投資の減少が気になるところでしょうか。今後の資源価格上昇局面で、貿易面の指標がどれだけ持ちこたえられるのかに注目したいところです。

基本的には工業国で、EU圏への工業製品の輸出は安定した産業になっています。特徴的なのは、この規模の新興国の中では大きな観光産業なのですが、テロや政治的なイメージ悪化のため、2016年の観光収入は大きく落ち込みました。この分野が回復してくるのかが、2017年のトルコ経済の行方を決めることになりそうです。

トルコの中央銀行は為替水準維持のため、緊縮的な金融政策を主張しています。景気低迷もあり、政府の指示なのか、現状はそれ程極端な緊縮策にはなっていません。2017年も利上げはあるかもしれませんが、インフレ率の上昇に対応するまでのものになると思われます。


☆トレードアイデア
・EUR/TRY 買
・TRY/JPY 売

基本的には売り目線です。タイミング的には、現在の水準がもう少し戻ったら売りやすいかなと思います。積極的に売る必要は無いですが、買いで持ってはいけない水準だと思います。

posted by いわくら at 03:44 | Comment(0) | TrackBack(0) | 為替予想 2017前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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