2016年12月26日

カナダドル(CAD) 為替予想2017前半

カナダドル【CAD】
☆総評「やや弱い」
代表的な総合資源通貨ですが、弱気の予想です。2016年は、資源価格の上昇に伴い為替も上昇、直近は上値が重い展開です。材料が多く、予想は難しいのですが、もう一段階の下落があるかなと考えています。

カナダ経済は、2014年の後半から経済成長率が0付近をいったりきたり、失業率は直近やや下落していて、強くも弱くも無いと行った状況でしょう。資源価格下落の影響から、経常収支が大きな赤字になり、回復していません。今後、資源価格が上昇した段階で、どこまで赤字幅を縮小できるかが重要になりそうです。

カナダといえば、住宅価格の上昇が問題になっています。トロント・バンクーバーと行った都市では、住宅バブルが心配されます。中国や東南アジアの富裕層が移民になり、購入するほか、投資物件としての需要があり、価格が高騰しているようです。この価格は一旦調整されることが望ましいのですが、現在目途はたっていません。海外からの住宅購入は、規制が強化されているようです。

輸出規模でいえば、資源産業よりも、一般工業品の方が大きいのですが、工業輸出は必ずしも、生産性が高い産業ではなく、国としての、交易条件は一次品の価格に依存しています。また、輸出先がアメリカに偏っていて、メキシコとの競争が激しくなるなど、不安材料もあります。長期的に見た場合、資源国としての色合いが強まっていきそうです。

金融政策は緩和的な水準が続いています。他の先進国に比べると、インフレ率は高めのため、利上げも予想できますが、緩和的なスタンスに変更は無いと思われます。


☆トレードアイデア
・特になし

一度大きめな調整が必要なため、今期ポジションをとる必要は無いと思います。下落した局面で、底値を拾いたいところです。産油国通貨を狙うならば、経常黒字国である、ロシアルーブルやノルウェークローネが、リスクが少なく、素直に上昇していくと考えています。

posted by いわくら at 04:10 | Comment(0) | TrackBack(0) | 為替予想 2017前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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