2016年12月26日

メキシコペソ(MXN) 為替予想2017前半

メキシコペソ【MXN】
☆総評「強い」
2016年後半の注目通貨でしたが、強気予想です。大幅に下落した後で、戻りの買いが入りやすい環境と考えます。中長期的な水準感はまた別の話です。

メキシコ経済は、ソコソコの経済成長と失業率の下落を見ると、好調と思えます。資源価格下落の影響を乗り越えたようです。為替の下落があり、貿易収支・経常収支は回復傾向も、贅沢を言えば、もう少し大幅な改善が見たいところで、今後、原油価格が上昇した場合の動きに注目です。
原油の生産量が減少してることと、対外債務が大きいことは、懸念材料になります。
心配されるアメリカとの貿易関係ですが、トランプ氏がメキシコとの貿易を縮小させる可能性は低いと考えます。議会の承認を得ることは難しく、アメリカ側のデメリットも考慮すると、現実的ではないでしょう。しかし、メキシコへの進出を考えていたアメリカ企業の中で、その計画を変更している企業があるのは事実です。しばらくはメキシコへの直接投資の減少につながる動きとみています。

現在の為替水準は、実質実効的に、リーマンショック時の下落よりも大きく、1995年のメキシコ通貨危機(テキーラ危機)以来の水準になっています。メキシコの交易条件を考えると、さすがに下落しすぎている感があります。
隣国アメリカの影響を強く受けるため、アメリカドルが強い環境では、売られやすく、自律的な動きが乏しいのが弱みで、上昇するためには、どうしてもアメリカドルの下落を待つ必要がありそうです。

金融政策は緊縮的、インフレ率が上昇しているため、利上げの可能性も高いでしょう。通貨当局の為替水準維持の姿勢には必死さを感じるものがあります。


☆トレードアイデア
・USD/MXN 売
・CAD/MXN 売

中期的な買い目線で、北米通貨とのペアがやはり似合います。タイミング的には、今すぐ保有して問題ないと思いますが、一度上昇した後どれ程、保有していればいいのかは難しいところになります。

posted by いわくら at 21:43 | Comment(0) | TrackBack(0) | 為替予想 2017前 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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